FPの資格を取りたいです。おすすめのテキストはありますか?また、勉強方法を教えてください。
おすすめのテキストは、「みんなが欲しかったFPの教科書」です。FPの勉強は暗記が基本で、覚えるまで何度も問題を解きます。
今回は、FP3級・FP2級の独学の勉強方法、試験の出題傾向、FPの勉強に必要な時間、おすすめのテキストを紹介します。
FP3級とFP2級の出題傾向
FP3級・FP2級は、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。
学科試験は、マークシート方式で、四答択一式の60問出題されます。
【FP 学科の合格点】
60点満点中36点以上
実技試験は、記述式で、事例形式の5問出題されます。
【FP 実技の合格点】
50点満点中30点以上
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FP合格に必要な勉強時間はどのくらい?
FPに合格するために必要な勉強時間は、平均して150時間~300時間
毎日2時間勉強すると、約3ヶ月から5ヶ月くらいかかりますね。
FP3級に合格したあと、FP2級を続けて勉強すれば効率よく勉強できます。
なぜならFP2級の範囲は、FP3級で勉強した内容が基本で、もう少し勉強範囲が広くなったくらいだからです。
FP2級は、FP3級の範囲をベースにしてもう少し詳しく勉強します。FP3級の後、続けて勉強すれば、FP3級で覚えた知識があるので、すんなり覚えることができます。
私はFP3級のあと続けて2級の勉強をしていましたが、コロナの影響で受験できませんでした。
今もう1度、勉強中です!
【追記】その後、無事FP2級に合格できました。
>関連記事FP2級 学科のみ受験!合格発表と試験に一発合格しました
>関連記事【FP3級・FP2級きんざい】2022年の合格発表はいつ?5月のFP2級の実技試験に合格しました!
FP3級と2級の勉強におすすめのテキスト
FP3級・FP2級おすすめのテキストと問題集
私が今FP2級の勉強に使っているテキストと問題集です。
要点がまとまっていて暗記しやすいので、勉強がはかどります。
FPに独学で勉強して合格するには、この2冊があればバッチリです。
テキストの特徴は、文字が少なく、図やイラストが多いことです。
初学者でも分かりやすい構成になっているので、安心して勉強ができます。
短時間で効率よく暗記したい人におすすめ!
私はこのテキストと問題集のシリーズを使って、FP3級に1発で合格しました。
みんなが欲しかったFPの教科書3級・FPの問題集
初めてだったので、DVDを見て勉強しました。
学校に通っているような感じで勉強できます。
みんなが欲しかったFPの教科書2級・FPの問題集
FP3級・FP2級 独学の勉強方法
FP3級と2級の独学の勉強方法は、とにかく暗記が基本です。
暗記のコツ
FP3級とFP2級 学科の勉強方法
何回も繰り返して問題を解いて、間違えた問題は、テキストに戻って確認するというのが、基本の勉強方法になります。
- テキストを一通り読む
- テキストを読む→例題を解く
- 過去問題集を解く→テキストに戻る
テキストを一通り読む
まずは、どんな勉強をするのか知るために、テキストを最初から最後まで一通り読みます。
この段階では問題は一切解きません。内容を理解する程度にとどめます。
テキストを読む→例題を解く
2周目からは、テキストを読んだあと、例題を解いていきます。
細かく1つの分野ごとにチャプターが分かれているので、少し読んで理解したら、該当する箇所の例題を解きます。
この時点では、まだ覚えていないので解けなくても気にせず、どんどん先に進みましょう。
過去問題集を解く→テキストに戻る
一通り終わったら、次は過去問を解きはじめます。
「みんなが欲しかった!FPの問題集」は、頻出の過去問で構成されているので、よく出題される問題だけを効率的に勉強できます。
科目別に分かれているので、科目別に問題集を解きます。どの科目から解き始めてもOK。
間違えた問題は、その都度、テキストに戻って覚えなおします。
「過去問」→「テキスト」を繰り返して、過去問に出題される問題を解けるようにします。
特に何度も繰り返して出題される問題は、とても重要なので必ず覚えましょう。
繰り返して出題される問題は、覚えておくと本番で点数が取れます。
何度も繰り返して最終的には、9割以上の点数が取れるのを目指しましょう。
独学の勉強で重要なことは、継続することです。
忘れないように、毎日1問でも問題を解きましょう。
>関連記事勉強が続かない人必見!主婦や学生が勉強を続けるコツ
FP実技の勉強方法
実技は文章を読む読解力と、計算方法を覚えるのが、基本の勉強方法です。
- 学科を勉強したあとがおすすめ
- 過去問を繰り返して解く
実技の勉強を始めるのは、学科を勉強して、一通り覚えたあとがおすすめです。
◯×問題や、穴埋め問題があるので、ある程度学科の知識があれば、4~5割くらいは点数がとれます。
実技の問題は、事例形式です。
実際に個人の相談にのっているような感じで、問題を解いていきます。
長文を読むので、どんな家族構成なのか、収入はいくらか、年齢は何歳かなど、細かい部分まで見落としがないように注意が必要です。
そしてFPの実技の勉強で一番大変なのが、計算問題です。
計算問題は、計算式を覚えておかないと解けないので、何度も解いて確実に覚えましょう。
>関連記事FP 実技問題の基本的な勉強方法
>関連記事FP3級・FP2級の実技対策 実技問題で覚えること
まとめ
今回は、FP3級とFP2級の独学の勉強方法を紹介しました。
FPは、合格基準点さえ取れれば合格できる試験です。
FPの試験で1発合格するためには、どれだけ暗記できているかがとても重要になります。
過去問をほぼ理解して、ほとんどの問題が解けるようになるまで、とにかく何回も繰り返して覚えましょう。