断捨離をしたいです。物を捨てる基準はありますか?
物を捨てる基準は全部で6つ。明らかにゴミと分かる物から捨てていき、あとは1年基準、代用できる物、たくさんある物を捨てるのがおすすめです。
風水では、古い物を捨てると、運気がアップするといわれていますよね。古い物を捨てると、新しい物とともに新しい運気が家の中に入ってくるように。
だけど、いざ物を捨てようと思っても、物が多すぎると何を捨てればいいのか悩みますよね。
そこで今回は、断捨離をしたい人向けに、物を捨てる基準やいらない物の捨て方を紹介します。
断捨離で物を捨てる基準
- 1年以上使わなかった物
- 同じ物がたくさんある物
- イヤな思い出がよみがえってくる物
- いつか使おうと思っている物
- 他の物で代用できる物
- 壊れて使えない物
1年以上使わなかった物
物を捨てる基準は、1年以上使わなかった物。人によって捨てる基準は違うので、2年でもOKです。
私の経験では、1年以上使わない物は1度も使いませんでした。
注意事項として、お店で今後買えない物は、捨てる時によく考えましょう。もしお店で購入できない物を捨てて後悔したら、取り返しがつかないからです。
同じ物がたくさんある物
家の中を探してみると、同じ物が何個もあったりしますよね。1個あれば足りる事がほとんどなので、状態の良い方だけを残して1個捨てます。
ほかにも消耗品なのに、めったに使わない、なかなか減らないものはありませんか?
たとえば、マッチ、ふせん、ホッチキスのしん、線香など。使い切るのに一生かかりそうなものは、必要な数だけ残して捨てます。
イヤな思い出がよみがえってくる物
物を捨てるのに迷ったら、物を実際に手に取って判断するのがおすすめ。
物を見て、イヤな思い出がよみがえってくる物はありませんか?
物にも自然と思い出が一緒に刻まれています。
物を見るだけでイヤな気持ちになったり、悲しい気持ちになったり・・・。そういうときは迷わず捨てましょう。
逆に自分のお気に入りだったり、思い出の品で、物を見ると楽しい気持ちになるものがありますよね。そういう物だけを残すようにしましょう。
いつか使おうと思っている物
物は、「いつか使うかも・・・」と思って捨てずに保管しがちですよね。
だけど、「いつか、いつか・・・」と言いながら結局は使わないままなんてことも。
物を押し入れの奥の方にしまい込んでしまい、あることさえ忘れてしまうのがオチです。
他の物で代用できる物
家の中にあるもので、「別になくても困らないなあ」と思う物を探してみましょう。
意外となくても困らない物はたくさんありますよ。
私は、時計、トースター、お茶碗などを捨てました。
時計はスマホで代用できるし、トースターもフライパンで調理が可能です。
代用できる物があるから、捨てても全然困りません。ただ、便利な物はないと不便を感じるかもしれないので行き過ぎには注意です。
壊れて使えない物
壊れて使えないのに、処分が面倒でずっと保管していませんか?
物を処分するのにお金がかかる場合もありますが、いつまでも家の中に置いてたら部屋が片付きませんよね。
家電など壊れてしまって使えない物は、単なるゴミ。潔く捨てましょう。
壊れて使えない物は、捨てるとスッキリ片付きますよ。
いらない物の捨て方
物の捨て方の基準が分かったら、次は先ほど選別したいらない物を捨てていきましょう。
物別に捨て方を紹介します。いらない物を捨てる時の参考にしてみてくださいね。
日用品・化粧品など消耗品でずっと使っていないもの
日用品や化粧品などの消耗品でずっと使っていないけど、捨てるのはもったいない物ありますよね。
たとえば、柔軟剤やシャンプー、芳香剤など香りやメーカー違いでコレクションしていませんか?
そういうときは、使い切ってから捨てるのがおすすめです。
古くなって使えそうにない物は、迷わずゴミ箱へ。
>合わせて読みたい【断捨離】多すぎる化粧品を減らすにはどうすればいい?
洋服
洋服は、状態の良いものやブランド品の場合、リサイクルショップやフリマアプリで売るとお金になります。
状態の悪いものや今すぐ捨てたい服は、そのままゴミ箱に入れて捨てましょう。
>関連記事40代からの服を断捨離するコツ
DMやチラシ類などの紙類
DMやチラシは、そのまま部屋に持ち帰ると散らかるので、目を通したらすぐにゴミ箱に捨てましょう。
その都度捨てることで、部屋にDMやチラシが増えずにスッキリ。
お守り・お札
お守りやお札類は、捨てるのに困りますよね。
1番いいのは、買ったりもらったりしないことです。だけど、どうしても増えてしまうもの。
お守りやお札は、神社なら神社に、お寺ならお寺にまとめて持って行って処分します。神社やお寺によっては、箱が置いてあるので箱の中に入れましょう。
年賀状
近年は、年賀状のやりとりが少なくなってきましたね。それでも親しい人と年賀状のやりとりをしているとどうしても増えてきます。
年賀状は、1年分だけを残して捨てましょう。1年分だけあれば、相手の住所が分かりますよ。
家計簿
家計簿も毎年取っておくと、増えていきますよね。
家計簿は、1年分だけ残してそれ以外は全て捨てましょう。
1番良いのは、ノートよりもスマホやパソコンでの家計管理。処分の手間も不要で、物が増えないから。
パソコンの家計簿で管理すれば、過去のデータが一目で分かるので便利です。
私は独身の頃から家計簿マムを愛用してます!
家電の説明書・保証書
家電の説明書は、一通り読んで使い方を覚えたら捨てましょう。もし必要なら、ネットで型番を入力すると、メーカーのHPからPDFファイルをダウンロードすることができますよ。
家電の保証書は、保証期間まで保存して、保証期間が終わったら捨てましょう。
梱包資材や伝票
ネットで買い物をすると、段ボールや封筒、エアキャップなどに梱包されていますよね。
毎回保管するとなると、結構な量に。
梱包資材は、開封したらすぐに捨てるようにしましょう。
また届いた荷物の伝票は、その都度はさみやシュレッダーで細かく切って捨てます。発送した時の伝票は、何かあった時の為にしばらく保管した後、処分します。
公共料金や給与明細・レシート
公共料金は、基本的に過去1ヶ月分だけ保存が目安です。次の月の明細をもらったら捨てるのが増えないコツ。
また給与明細は、1年分が保存の目安。1年を超えた分は、シュレッダーかハサミで細かく切って捨てます。
レシートは、家計簿を締めきったらまとめて捨てましょう。
家電の配線やリモコン
家電を買う度に、配線やリモコンが増えてきますよね。捨てずに保管している人も多いのでは。
だけど、溜め込むほどに結局、何の家電の配線やリモコンだったか分からなくなっていきます。
結局、何か分からず使わないまま・・・なんてことも。何か分からない物は、どんどん捨てましょう。
ぬいぐるみ
物を捨てる時に困る物、上位に選ばれるぬいぐるみ。
ぬいぐるみは、かわいいし生きているような気がして、捨てるのに困りますよね。
ぬいぐるみの処分方法
- 売る
- あげる
- 燃えるゴミとして捨てる
- お焚き上げに出す
ぬいぐるみの状態の良い物は、売ったり人にあげるのがおすすめ。
ぬいぐるみを捨てる時は、白い紙に包み、お清めの意味で塩を一緒に入れてから捨てます。そして「今までありがとう」の気持ちを込めましょう。
もしゴミとして捨てるのが心配なら、お寺や神社で供養してくれる所もあります。お住まいの地域で対応してくれる所がないか問い合わせてみましょう。
まとめ
物を捨てる6つの基準をもう一度おさらいしておきましょう。
- 1年以上使わなかった物
- 同じ物がたくさんある物
- イヤな思い出がよみがえってくる物
- いつか使おうと思っている物
- 他のもので代用できる物
- 壊れて使えない物
お金を出して購入した物だし、まだ使えるものだったり、思い入れがある物だと捨てるのをためらいますよね。
だけど、部屋の物を減らすには思い切って物を捨てなければ前に進めません。一度思い切って捨ててみると、簡単に物を捨てられるようになりますよ。
ぜひ今回の記事を参考に断捨離を始めてみてくださいね。
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