毎月頑張っているのに、貯金ができません。どうすればいいですか?
強制的に天引き貯金をすれば、毎月貯金ができますよ。
貯金をするには、自制心が必要です。
貯金を成功させる方法はただ1つ。
それは、給料から毎月先取りで積み立てること。
毎月給料をもらったら、強制的に天引き貯金をするだけで、嘘みたいにお金が貯まるようになります。
今回は、毎月頑張っているのに貯金が出来なくて悩んでいる人向けに、給料が少なくても絶対にお金が貯まる方法を紹介します。
天引き貯金の重要性について学べる本「私の財産告白」
毎月、給料から天引き貯金をする
毎月貯金をするためには、何も難しいことは一切必要ありません。ただ毎月の給料から天引きで貯金をするだけです。
本当に、たったこれだけの事です。
天引き貯金の重要性が、「私の財産告白」の本に書かれています。
本の著者は、「四分の一天引き貯金法」などの独自の蓄財方法で、後に莫大な財産を築いた伝説の億万長者です。
質素倹約な生活を一貫して貫き、どんなに貧乏な時でも月給の「四分の一天引き貯金法」を続けました。
「私の財産告白」では、お金のことだけではなく、人生の哲学についても学べます。
全200ページ程の文庫本ですが、無駄な言葉が一切なく、重要な教えがこの200ページに凝縮されています。
本多式「四分の一天引き貯金法」とは
「私の財産告白」の、大事な部分を紹介しますね。
苦しい苦しいで普通の生活をつづけて、それでもいくらか残ったら・・・と望みをかけていては、金輪際余裕の出てこようはずはない。
貧乏脱出にそんな手温いことではとうてい駄目である。いくらでもいい、収入があったとき、容赦なくまずその四分の一を天引きにして貯金してしまう。
引用元:私の財産告白 本多静六
給料が少なくても絶対にお金が貯まる方法
貯金をする方法は、以下の4つです。
- 天引き貯金をする
- 残りのお金でやりくりをする
- 毎月の支出を減らす
- 毎月継続して続ける
天引き貯金をする
給料をもらったら、とにかく強制的に天引きで貯金します。
そのために、自分で給料の何割を貯金するか先に決めておきましょう。
たとえば、給料20万で1割を貯金するなら、
20万円×10%=2万円
この場合、毎月給料をもらった時点で、何が何でも2万円を先に貯金してしまいます。
そしてお金を使わないように、すぐに貯金用の銀行口座に入金しましょう。
残りのお金でやりくりをする
貯金した2万円は、最初からもらわなかったものとして、残りの18万円で生活します。
天引き貯金を始めると、最初は生活が苦しいと感じるかもしれません。
だって、これまで使えていたお金が減ることになるから。
だけど、貯金ができないのは収入に対して支出が多いからです。
先に貯金をすることで、使えるお金が少なくなり、結果として残りのお金でやりくりができるようになります。
毎月の支出を減らす
収入>支出
お金が貯まるコツは、とにかく収入に対して支出を少なくすること。
いくら収入が多くても、支出が多ければ、いつまでたっても貯金はできません。
今まで貯金ができなかったのは、給料を全額使っていたことが原因です。
そのため、天引き貯金をすると、お金が足りなくなります。
貯金をするには、支出を減らす必要があります。
1万円支出を減らせたら、1万円収入が増えたのと同じです。
とにかく支出を減らすことが重要。
毎月の無駄な支出を見直し、貯金した金額分の支出を減らしましょう。
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見栄は、貯金ができない要因の1つ
他にも、貯金ができない原因の一つとして、見栄があります。
本の中で重要な部分を紹介しますね。
貯金生活をつづけていく上に、一番のさわりになるものは虚栄心である。
いたずらに家柄を誇ったり、いままでのしきたりや習慣にとらわれることなく、一切の見栄をさえなくすれば、四分の一天引き生活くらいはだれにでもできるのである。
自分のネウチが銀もしくは銅でしかないのに、暮らしのほうは金にしたい。
金メッキでもいいから金に見せかけたい。こういった虚栄心から多くの人が節倹できないのである。
引用元:私の財産告白 本多静六
毎月、継続して続ける
天引き貯金を、毎月継続して続ければ、必ず貯金はできます。
毎月、天引き貯金ができるようになれば、あとは根気強く節約を続けることです。
せっかく天引き貯金ができるようになっても、途中で努力をやめてしまっては意味がなくなります。
貯金に必要なのは、継続と努力
の2つです。
まとめ
今回は、貯金ができなくて悩んでいる人向けに、給料が少なくても絶対にお金が貯まる方法を紹介しました。
貯金をするのに大切なのは、絶対にお金を貯める!という、自分の強い意思です。
自制心の強い人がお金を貯めることができます。
そして、質素倹約につとめ、天引き貯金を継続して続けることが重要です。
貯金ができるようになれば、まとまったお金を使って、次の段階である、お金を増やすこともできます。
ぜひ今回の記事を参考に、強制的に天引き貯金を始めてみてください。
お金の本を読んで、お金の知識(金融リテラシー)を身に付けましょう。