株式投資をすると、避けられないのが含み損。
投資初心者の人は、買った途端にいきなり含み損になってしまうことも。
含み損になってしまいました。どうすればいいですか?
含み損は誰でもなるので気にしなくて大丈夫ですよ。慌てて売らないこと、長期投資をすることが大事です。
長期投資をすれば、むしろ株価の下落は買い増しができて、取得単価を下げられるし、持ち株数を増やすことができます。
今回は、投資初心者の人向けに、含み損になったらどうすればいいのかを紹介します。
含み損になったらどうすればいいの?
含み損は、あくまでも帳簿上だけの損失なので気にしなくて大丈夫です。
- 冷静になること
- 慌てて売らない
- 含み損を気にしない
- 長期投資をする
- 株の買い増しをする
冷静になること
含み損になったときは、まず冷静になることが重要。
含み損は、ただの帳簿上の評価損です。
メンタルを鍛えることが、株式投資で成功できるかどうかのカギになります。
含み損になっても決して冷静さを失わないようにしましょう。
含み損、含み益どちらになるかは、2分の1の確率。含み益にも含み損にもなるのも当たり前だと思うことが大事です。
慌てて売らない
投資初心者の人は、買った途端含み損になることも。含み損になると、心配で夜も眠れない人もいますよね。
早く売らないと含み損がもっと増えて大変なことになりそう。
含み損になったからと言って慌てて売ってしまうと、損失を確定することになってしまいます。
それに株価が安いときに売ってしまうと、逆に株を買って儲ける人もいるということ。
含み損とは何だったか思い出してみて下さい。
含み損とは、まだ確定していない損失のこと
含み損は、帳簿上の損失だから売らない限り損失ではありません。
含み損になっても、慌てて売らないことが重要です。
含み損を気にしない
含み損になっても、気にしないことが1番です。
「そんなこと言ってもやっぱり気になる・・・」という人は、株価を見ないようにしましょう。
含み損が気になるのは、株価を見るからです。
そんな時は、一度相場から離れてみるのが効果的。
相場が好調なときはいいけど、下落トレンドになると、どんどん含み損が増えていきます。
そんな時に毎日、株価を見ていると気分も憂鬱になってしまいますね。
クヨクヨ含み損を気にするよりも、投資の本を読んで勉強する方が有効な時間の使い方ができますよね。
長期投資をする
長期投資ができるのは、個人投資家の強みです。なぜなら個人投資家は、機関投資家と違って売る必要がないから。
長期投資をすると、精神的に気が楽になって、含み益でも含み損でも気にならなくなります。
そして、長期投資のいいところは、配当金と株主優待品が毎年もらえること。
含み損でも売らずにずっと株式を保有することで、資産形成ができます。
株を売らない限りずっともらえます。
すごいですよね。
そして長期投資のメリットは、毎年もらえる配当金と優待品で、含み損の分を回収できるところです。
高配当株ほど、回収期間は早くなります。
長期投資をすると不労所得が入ってくる
たとえば、お金持ちがなぜお金持ちかというと、不労所得を持っているからです。
そしてお金持ちの人は、不労所得でどんどんお金持ちになっていきます。
>合わせて読みたい資産と負債の違いは何?お金持ちになるために知っておきたいこと
不労所得は、簡単に言うと自分の労働以外の収入です。たとえば、株の配当金や不動産の家賃など。
不労所得は、金の卵を生んでくれるニワトリ
不労所得を例えると、毎年、金の卵を生んでくれるニワトリです。
株を買えば買うほど、金の卵を生んでくれるニワトリがどんどん増えていきます。
つまり、不労所得が入ってくる株を売るのは、金の卵を生んでくれる大切なニワトリを自ら手放すということです。
含み損になっても長期投資をし、株数を増やしていけば、不労所得が入ってきて生活が楽になっていきますよ。
もらった配当金を再投資すれば、セミリタイアも夢じゃなくなりますね。
>合わせて読みたいセミリタイアを実現する方法 お金が自動で入ってくる仕組み作りが重要!
株の買い増しをする
株価が安くなったら株の買い増しのチャンスです。
株の買い増しをすると、購入単価を下げるメリットがあります。
ただし、株の買い増しにはデメリットも。
投資の格言
投資の格言でこんな格言があります。
下手なナンピン大怪我の元
下手なナンピンすかんぴん
株式投資の格言
下落トレンド中にナンピンをすると、どんどん損失が拡大していき危険だという意味。
最悪な場合、資金が尽きて大損を抱える可能性があることを表しています。
ナンピンとは、安くなったときに株の買い増しをして取得単価を下げることです。
上手くいけば利益になるけど、失敗すれば大損を抱えるのがナンピンの怖いところ。
株を買い増しする絶好のタイミングは株価が暴落したとき
じっくりと株価が安くなるのを待って買い増しをすることが大事。
暴落は絶好の買いのタイミング
株を購入する絶好のタイミングは、株価が暴落したときです。
>関連記事【投資初心者向け】株価が暴落した時の対処法 暴落は買いの大チャンス!投資歴20年の主婦が経験した暴落
株を買い増しをするとどうなるの?
たとえば、株価1,000円の株を100株購入した場合
【取得単価】
1,000円×100株=10万円
株価が500円になって100株買い増しをすると、
500円×100株=5万円
【取得単価】
(10万+5万)÷200株=7万5,000円
取得単価が下がって、おまけに持っている株数も増えましたね。
買い増しをすることにより、最初購入したときの取得単価は10万円だったのが、7万5,000円になりました。
おまけに保有株数も100株→200株に。これが買い増しの効果です。
まとめ
今回は、含み損で悩んでいる投資初心者の人向けに、含み損になったらどうすればよいかを紹介しました。
もう一度おさらいしておきましょう。
- 冷静になること
- 慌てて売らない
- 含み損を気にしない
- 長期投資をする
- 株の買い増しをする
株式投資は、メンタルが重要だと言っても過言ではないくらいです。
含み損を気にせず長期投資をすることが大事。
含み損で悩んでいる人の参考になると嬉しいです。