FPの実技が苦手です。どんな勉強をすればいいですか?
FPの実技は、計算問題が多いです。なので、何度も解いて計算式と解き方を覚えることがポイントです。
FPの試験は、学科と実技の2種類あります。
学科なら解けるけど、実技は苦手・・・という人もいますよね。
そこで今回は、FP実技問題の基本的な勉強方法を紹介します。
FP実技問題の基本的な勉強方法
FP実技問題の基本的な勉強方法は、以下の5つです。
- 学科の基礎知識をしっかり身に付ける
- 問題文をよく読んで読解力をつける
- 毎回計算式を紙に書く
- 解き方のパターンを覚える
- よく出る控除額を覚える
FPの実技問題は、実際に計算して解く問題と、〇×問題や選択肢の中から選ぶ問題があります。
実技問題はパターンがある程度決まっているので、過去問を何度も解いて解き方を覚えるのが基本の勉強法です。
学科の基礎知識をしっかり身に付ける
〇×問題と選択肢の問題は、実技の中では解きやすいです。
学科を先に勉強して、基本的なことを覚えていれば大体の問題は解けます。学科の問題に繰り返しよく出るのは、かなり重要な問題です。
学科の基礎知識をしっかり身に付けて、基本的な問題は必ず解けるようにしておきましょう。
問題文をよく読んで読解力をつける
実技問題は、家族構成や収入などを見て問題を解きます。長文を読むので、細かいところまでしっかり読むことが大切です。
そして問題を解くときに、問題文を1文字1文字丁寧に読めば読解力が身に付きます。
きちんと問題を読んでないと、せっかく解けても点数が取れませんよね。
たとえば、年金の問題や税金の問題では、年齢によって計算式や答えが変わってきます。
他には、1円単位まできっちり記入する問題と、〇円以下切り捨ての問題と、四捨五入して小数点第何位まで記入する問題の3種類があります。
毎回、問題文を丁寧に読むくせをつければ、
見落としがなくなり、引っかけ問題を見つけたり凡ミスを防げます
毎回計算式を紙に書く
計算式は事前に与えられている問題もありますが、基本的に計算問題は、計算式を覚えていないとまず解けません。
実技は計算問題が多いので、計算ミスは致命的です。
計算問題を解くときは、途中式も含めて、必ず紙に書きましょう。
計算問題を解くときは、頭で暗記するよりも実際に手を動かして計算した方が、圧倒的に覚えます。
毎回きちんと紙に書くことによって、解き方が身に付きます。何度も繰り返せば、いつの間にか、すらすらと問題が解けるようになっていますよ。
解き方のパターンを覚える
実技は、問題のパターンがある程度決まっています。
何回も繰り返して解いていると、「この問題は前に見たことがある!」とかが分かってきます。
たとえば、税金の問題、退職所得の問題、不動産の問題、相続の問題など。
不動産の問題なら、ほぼ毎回、建築面積と延べ面積を求める問題が出ます。解き方のパターンさえ覚えてしまえば、あとは問題の量をこなすだけです。
問題の量をこなせば、試験に合格できる実力がつきますよ。
>関連記事FP不動産 建築面積と延べ面積の解き方
よく出る控除額を覚える
実技問題は、総所得金額や、所得税額を計算する問題が出題されます。
穴埋め問題には、所得控除額を記入する問題が出るので、控除額を覚えておかないと解けません。
よく出題される控除額は、暗記をして完璧に覚えるのがポイントです。
>関連記事FP3級・FP2級の実技対策 実技問題で覚えること
まとめ
実技問題の基本的な勉強方法は、何回も繰り返して問題を解いて、解き方のパターンを覚えることです。
もう一度、実技の勉強方法をおさらいすると、
- 学科の基礎知識をしっかり身に付ける
- 問題文をよく読んで読解力をつける
- 毎回計算式を紙に書く
- 解き方のパターンを覚える
- よく出る控除額を覚える
です。
実技が苦手な人は、今回の記事を参考に勉強をしてみて下さいね。