お金は、貯めることや増やすことばかりに目が行きがち。
だけど、お金は守ることも大切です。
まとまった資産を作れたとしても、お金を失うのは一瞬。
様々なリスクを知らなければ、大事なお金を守ることはできません。
お金を守る知識をしっかり身に付けて、大事なお金を守りましょう。
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今回は、資産を減らさないために、どうすれば大事なお金を守れるのかを紹介します。
大事なお金を守る方法 資産を減らさないためにはどうすればいい?
- インフレに強い資産を持つ
- 自宅に保管するお金は最小限にする
- 詐欺に気を付ける
- 保証人にならない
- お金を貸さない
インフレに強い資産を持つ
インフレとは、わたしたちが普段購入している物の値段が値上がりすることです。
インフレになると、現金よりも物に価値があります。
つまり現金の価値が下がるということ。
昨日まで100円で買えた物が、インフレになると120円、150円と高くなっていきます。
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物を買うお金が高い=持っている現金が減る
インフレは、どんどん物価が高くなるのが怖いところです。
インフレから大事なお金を守るためには、インフレに強い資産を持つことが大事。
預金よりも、株や不動産が強い
インフレに強い資産は、株、不動産、金、外貨預金、高級ブランド品など。
インフレは円の価値が低いという事なので、円安になります。
株で持つ場合は、円安で好業績になる輸出企業が有利です。
トヨタ自動車の場合、1円円安になるだけで営業利益が450億円増加すると言われています。
株を買うなら輸出企業がいいですね。
自宅に保管するお金は必要最低限にする
自宅にたくさんのお金を保管している人は、要注意。
なぜなら、災害や盗難にあったときに、大事なお金を失う可能性があるから。
たとえばこんなことが起きるかもしれませんよね。
- 火災
- 地震
- 水害
- 空き巣
もし火災で家が全焼したり、水害で家が流された場合、お金がなくなって無価値になってしまいますよね。
災害や盗難のリスクから守る方法は、必要以上に現金を自宅で保管しないことです。
そうすれば何かあってもお金を失うリスクは最小限に。
そして、自宅でお金を保管する際は、耐火・耐水金庫を利用するのがおすすめです。
耐火・耐水機能があると自宅のお金も安心ですね。
詐欺に気を付ける
ネットやニュースで詐欺事件をよく見かけるようになりましたね。
詐欺の目的は、あなたの大事なお金を奪うこと。
詐欺師は言葉がとても上手で、甘い話を進めてきたり、ウソを言ってお金を振り込まそうとします。
近年、詐欺の手口は巧妙化していて、普段慎重な人でもかんたんに騙されることも。
私は大丈夫・・・と思って安心している人ほど危ないので注意しましょう。
代表的な詐欺はこちら。
- オレオレ詐欺
- 還付金詐欺
- フィッシング詐欺
- クリック詐欺
- 架空請求
詐欺師に騙されてしまうと、最悪な場合、全財産奪われることも。
怖いですよね。
詐欺被害を予防するにはどうすればいい?
- 心当たりがないなら放置する
- 周りの人に聞く
- 上手い話しは絶対ない
- かんたんに他人の言うことを信じない
- 冷静になる
- お金の話が出たら要注意
詐欺師は、あなたの不安を煽ってつけこんできます。
心当たりがないときは、一度冷静になること、そして周りの人に聞いてみるのが大事。
かんたんに他人の言うことを信じないのも有効です。
詐欺師の目的はお金なので、お金の話が出たら要注意。
「投資するとお金を倍にできます」、「還付金がありますよ」などの美味しい話に乗らないこと。
「困っているからお金を振り込んで」、「お金を支払わないと裁判になります」など人の弱みに付け込んだ話を信じないこと。
普段から、常に詐欺かもしれない・・・と疑うことで詐欺被害を予防できます。
保証人にならない
お金を借りていないのに、借金を負わされるのが保証人のこわいところ。
いくら知人や友達だからと言って、かんたんに保証人にはならないようにしましょう。
保証人には、保証人と連帯保証人の2種類があります。
保証人と連帯保証人の違いは何?
保証人と連帯保証人の違いは、責任の重さ。
一般的に連帯保証人の方が、責任が重いです。
保証人になると、最悪な場合、全財産を失うどころか自己破産するハメになります。
大事なお金を守るには、保証人にならないことが重要です。
お金を貸さない
「お金を貸して」と言う人は、一般的にお金にルーズな人が多いです。
お金にルーズな人にお金を貸すと、かなりの確率で貸したお金は返ってきません。
通常ならお金は、銀行で借りれるはずですよね。それなのに借りにくるということは、何か問題がある人なのかも。
そして、一回でもお金を貸すと、お金の催促が増えるという場合もあります。
お金を貸すと、その後のトラブルに巻き込まれる可能性も。
お金を貸す場合は、人の見極めがかなり重要です。
もしお金を貸す場合は、お金をあげるつもりで貸しましょう。
そうすればその後も良好な関係が築けるし、トラブルにもなりません。最悪、お金が返ってこなくてもあきらめがつきますよね。
まとめ
今回は、資産を減らさないために、様々なリスクからお金を守る方法を紹介しました。
もう一度おさらいしておきましょう。
- インフレに強い資産を持つ
- 自宅に保管するお金は最小限にする
- 詐欺に気を付ける
- 保証人にならない
- お金を貸さない
お金は貯めたり増やしたりするだけでなく、守ることも大事。
お金を守る方法を知らなければ、最悪、全財産失う可能性もあります。
正しいお金の知識を身に付けて、大事なお金を守りましょう。
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