主婦が再就職や将来のことを考えたときに、1番最初に考えるのが何の資格を取るかということですよね。
資格は取っておくと、資格手当がついたり再就職がしやすいといったメリットがあります。
国家資格のFPと宅建は主婦に人気が高いので、どちらの資格を取るか悩む人が多いですよね。
FPと宅建どちらか資格を取りたいです。どちらがおすすめですか?
FPと宅建のどちらか1つを選ぶなら宅建がおすすめです。
なぜかと言うと、独占業務の資格だから。
FPと宅建のどちらがおすすめかとその理由、FPと宅建の勉強内容の違い、FPと宅建の難易度の違いについて紹介します。
主婦が資格を取るならFPと宅建どちらがおすすめ?難易度が高いのはどっち?
宅建がおすすめ
求人が多く、独立開業できる資格だから
FPと宅建の資格をどちらか1つ取るなら、迷わず宅建がおすすめです。
なぜなら宅建士の仕事は独占業務のため、資格がある人しかできないから。
また宅建は、独立開業もできる資格だからです。将来のことを考えたら取っておきたい資格の1つに入ります。
>関連記事主婦に人気の宅地建物取引士(宅建士)とは?過去の合格率と試験の概要 宅建士をとるメリットとデメリット
人気の国家資格の宅建とFPですが、勉強内容も難易度も全く異なります。
資格 | 勉強内容 | 勉強時間 | 合格率 | 試験 | 独占業務 |
---|---|---|---|---|---|
宅建 | 不動産 | 400~500時間 | 17% | 年1回 | 〇 |
FP3級 | お金 | 100~200時間 | 40% | 年3回 | × |
FPと宅建の勉強内容の違いは何?
FPはお金のこと、宅建は不動産のこと
FPと宅建の明確な違いは、FPは主にお金のこと、宅建は不動産のことを勉強します。
だけど、FPは不動産のことも学ぶので、全く違う分野というわけではありません。
FPと宅建は相性が良く、ダブルライセンスを目指せるメリットがあります。
FPで勉強するお金や税金の知識が、不動産の仕事をするときに役立ちます。
余裕があるならFPと宅建の両方資格を取るのがおすすめです。
FPで勉強することは何?
- ライフプランニングと資産計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
資産管理や金融資産、税金、不動産、相続と、FPで勉強することは幅広いです。
この中の「不動産」の分野が、宅建の勉強内容と重複しています。
お金の知識が仕事や私生活に生かせる資格です。求人はほとんどないので、他の資格と組み合わせて取るのがおすすめ。
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宅建で勉強することは何?
- 宅建業法
- 権利関係
- 法令上の制限
- 税・その他
宅建で勉強する内容は、不動産に関連のあることばかりです。
それに加えて、不動産の法律の知識についても学びます。宅建を勉強する人が、1番苦労する分野が「権利関係」の法律の分野です。
ですが、法律の知識は私生活でも役立つので、勉強しておいても損ではありません。
宅建士の仕事は独占業務のため、資格があれば再就職に役立ちます。
FPと宅建の試験の難易度の違い
FP3級の合格率は約40%、宅建の合格率は約17%
FP3級の合格率は平均して約40%くらいです。それに対して宅建の合格率は、約17%。
FPより宅建の方が難易度が高めです。
難易度が高い分、誰でも取れるわけではないので資格取得の希少性があります。
FPは合格点が決まっていて6割の点数が取れれば合格できますが、宅建は合格点は毎年変わり受験した上位17%の人だけが合格できます。
両方受験してみた感想は、宅建の方が圧倒的に難しかったです。
その分、合格できたときの喜びはとても大きいですよ。
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まとめ
今回はFPと宅建のどちらがおすすめかとその理由、FPと宅建の勉強内容の違い、FPと宅建の難易度の違いについて紹介しました。
主婦の人が再就職を考えたときに、FPと宅建の資格のどちらか1つを選ぶなら宅建がおすすめです。
FPはほとんど求人はないので、他の資格と合わせて取るのが向いています。
FPより宅建の方が独占業務のため、資格の価値が高いのがいいところ。
FPと宅建どちらか悩んでいる人の参考になるとうれしいです。