宅建の試験の直前期(約1か月前)は、とても大切な時期です。
宅建の直前期は、どんな勉強をすればいいですか?
宅建の直前期の勉強は、一問一答と予想模試を解きます。過去問はランダムに。
さらに、自分の苦手なところを克服できれば、点数アップにもつながります。
そして、今まで勉強してきた内容を忘れないように、何度も繰り返してしっかり記憶として定着させましょう。
今回は、宅建の直前期の勉強法を紹介します。
宅建の試験対策 直前期は一問一答と予想模試を解くのが基本の勉強方法
宅建の直前期に勉強する内容は、以下の6つです。
- 予想問題や予想模試を解く
- 過去問を一問一答で解く
- 過去問をランダムに並び替えて解く
- 頻出論点は、確実に覚える
- 自分の苦手なところを解く
- 統計問題や法改正点を覚える
宅建試験の直前期に勉強する内容は、基本は過去問ですが、さらに追加して予想問題や予想模試を解き始めます。
予想模試を解くと、新しく見た問題で何点取れるかが分かるので、合格できるかどうかの目安にもなります。
過去問は、年度別に解くのをやめて、一問一答やランダムで解きましょう。
予想問題や予想模試を解く
直前期は、過去問にプラスして予想問題集と予想模試を解きます。
予想問題と予想模試は、本試験で合格するために絶対に1回は解きましょう。
なぜなら法改正や統計問題もしっかり反映されているので、本番の試験の予行演習になるからです。
それに新しい知識も得られるので、合格に必要なプラスαの知識が身に付きます。
宅建の合格ラインに達しているかの目安にも。
少しでも多く問題を解いた方がいいので、2冊くらい購入して解きましょう。
私は、「みんなが欲しかった予想問題集」と「LECの直前予想模試」の2冊を買いました。
出る順宅建士LECの直前予想模試
LECの予想模試は、本番の試験と同様に解けるように、1回分から4回分まで問題と用紙が分かれます。
本番さながらの緊張感を味わえるのでおすすめです。
LECの無料会員に登録して、本に記載のある番号と自分が解いた問題の解答番号をネットから入力すれば、無料で順位や合格の判定が受けられます。
予想模試の解き方
予想模試は、本番の1週間~2週間くらい前から解くのが効果的です。
2冊買った場合は、全て2周できるように計画的に問題を解く日を決めましょう。
>合わせて読みたい【FP・宅建】資格試験の勉強をするときの暗記のコツ!脳の仕組みを利用して効率的に覚えるのが重要
予想模試は、本番と同じ時間に解くのがおすすめ。
宅建の試験と同じ時間に解けば、本番の試験と同じ状況が作れて、本番の予行演習になります。
LECの予想模試を、本番直前に本番の数日前から、本番と同じ時間に本番のつもりで解きました。かなり緊張感が味わえて予行演習できました。
過去問を一問一答で解く
今まで、過去問を年度別に4択で解いていたものを、今度は一問一答形式で解いていきます。4択だと答えられても、
なぜか1問ずつ出題されると解けない
・・・なんて問題もたくさん出てきます。
一問一答で解けないという事は、まだまだ理解不足ということ。
宅建の本番試験で合格するには、1問1問正確に理解しているかどうかが重要です。
答えがあやふやだと、本番の問題は解けません。
自信をもって解けるようになるまで、何度も解いて一問一答でも解けるようにしましょう。
一問一答は、自分の弱点が見つかるので、おすすめですよ。
過去問をランダムに並び替えて解く
試験前1ヶ月間は、過去問を順番通りに解かずに、ランダムに並び替えて解きます。
過去問を何周も繰り返すと、問題の順番と答えを覚えてしまうので、勉強してもあまり意味がなくなってきます。
本番で問題を解くカギは、いかに問われている問題の意味を理解できるかどうか。
問題を並び替えてランダムにすることで、新しい問題を解くのと同じ効果があり、素早く問題の意味を理解する訓練になります。
不意に出た問題でも、即時に問題文の意味が理解ができるようになり、本番の試験で解ける応用力を養います。
頻出論点は、確実に覚える
毎年または、数年に1度は必ず出題されるような、重要な論点は確実に覚えましょう。
頻出論点は、試験で絶対落としてはいけない問題です。
なぜなら、みんなが解ける問題だから。
宅建の試験では、みんなが解けないような難しい問題よりも、みんなが解ける問題を確実に解けなければなりません。
宅建の試験では、Aランクの基本的な問題の点数を落とすか落とさないかで、合否が決まってしまうくらい重要です。
なので、直前期にも基本的なことをしっかり覚えているかどうか、何度もテキストを見て確認しましょう。
自分の苦手な所を覚える
自分の苦手な所を少しでも克服すれば、1点でも多く点数が取れます。
宅建ではその1点がかなり重要なので、苦手な所を重点的に覚えます。
苦手なところは紙に書いて覚えました。
書いた用紙を、毎日見て覚えて、試験本番当日も試験会場に持って行きます。
テキストだと持ち運ぶのは重いし、該当のページを開いて確認するのに時間がかかりますよね。
用紙にまとめておくと、自分が覚えていない所や苦手な所だけを、効率的に復習できるのでおすすめです。
統計問題や法改正点を覚える
統計問題は、試験直前に確認します。そんなに時間をかける必要がないので、直前期に暗記する程度の勉強法で大丈夫です。
統計問題は、暗記さえすれば確実に1点取れる問題です。
紙にまとめて、本番にも持って行きしっかり暗記しましょう。
試験には、改正点が出題されます。とても重要なので、改正点も事前に確認して一緒に覚えましょう。
まとめ
今回は、宅建の試験の直前期の勉強法を紹介しました。
直前期の勉強は、とても重要です。なぜなら直前期に勉強したことは、1番記憶に残るからです。
この直前期にした勉強が、本番の試験で点数を取れるかどうかが決まります。
ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
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