つい先日、2023年11月19日に実施された、簿記1級、第165回の試験の合格発表がありました。
先に紹介すると、結果は合格でした。
ついに、簿記1級、合格できました!ずっと取りたかった資格なのでうれしいです。
試験が終わってから1ヶ月以上経ってからの合格発表です。
合格発表まで本当に待ち遠しかったー。
【簿記1級】第165回の合格発表の結果
合格発表の数日前から気持ちが何かソワソワした感じで、ドキドキしてました。
緊張がピークに達したのは、もちろん試験結果を確認する瞬間です。
心臓がドキドキし過ぎて心臓が止まるかと思うくらいでした。
簿記の合格発表は、ネットから確認できます。合否を確認するには、商工会議所のHPを開いて合格発表のページを見るだけ。
合格発表の時間になって、商工会議所のHPにアクセスしました。あとは、クリックすれば合格かどうかが分かるけど、何度もためらってしまい・・・。
何度もためらいながら、それでも勇気を出してクリックすると合格者の番号が一気に表示されました。
簿記1級を受験した人は数名なので、一目で合格者が分かります。
そして、合格者の番号と自分の受験番号を照らし合わせてみると・・・、
何と私の受験番号が!!
一瞬、時が止まったような間のあと、現実に引き戻され「やったー合格した!めちゃ嬉しい!ウソー信じられない・・・」と独り言をブツブツと言ってました。
それでも信じられなくて、何度も自分の受験番号と合格者の番号が合っているかを確認しました。
表示されていた番号は、間違いなく私の受験番号でした。
2023年に立てた「簿記1級に合格する」という目標を無事、達成!
1回目の受験から10年以上経ってからの悲願の簿記1級を取得です。
第165回簿記1級 試験の点数の結果と合格証書が届きました!
合格発表から数日後、試験の点数の結果が届きました。
試験の点数は何点?
点数はこちら。
商業簿記 | 会計学 | 工業簿記 | 原価計算 |
---|---|---|---|
17 | 16 | 24 | 16 |
試験の点数は、73点でした。
簿記1級の合格点は70点なので、何とかギリギリ合格です。
ちなみに、試験後の予想配点で計算した結果は、64点でした。
予想配点で計算した点数です。
商業簿記 | 会計学 | 工業簿記 | 原価計算 |
---|---|---|---|
16 | 11 | 25 | 12 |
実際の点数は、予想の点数よりも9点アップしています。
特に、会計学と原価計算の点数が予想よりも高いのでビックリ。
なぜかと言うと、会計学は連結株主資本等変動計算書が半分くらい解けなかったのと、
原価計算は、6問くらい、全く分からなかったので、空欄のまま提出したからです。
もしかしたら傾斜配点があったのかも・・・。
だけど、そのおかげで奇跡的に合格できたのでうれしいです!
試験の結果を振り返ってみて
試験の結果を分析してみると、
私が1番、自信のあった商業簿記は、ミスをしてしまい点数が思ったより取れませんでした。本来なら20点は取れてたはず。
そして、大の苦手の工業簿記は、基本問題だったおかげでほぼ満点に近い点数が取れました。
この工業簿記は、今回の試験で1番苦戦した分野です。なぜかと言うと、最初に問題を読んだときは、難しすぎると思ったからです。
この工業簿記ができなかったら、合格できなかったと思うくらい重要な問題でした。
だけど、最後まで諦めなかったおかげで、解き方をひらめいて全問、解けました。
今回、私が合格できた主な要因は、苦手な工業簿記と原価計算で点数が取れたからだと思います。
工業簿記と原価計算で、合格に必要な点数の半分以上が取れました。
そして、みんなが難しかったという商業簿記で点数が取れたからかな。
何よりも、足切り(10点以下)がなくて良かったです。
合格証書が届きました
合格証書はこちら。
試験の結果と合格証書が送られてくるまで、やっぱりまだ信じられなくて・・・。
でも、試験の結果と合格証書を手にしてようやく実感が湧きました。
これで、簿記の資格は、3級・2級・1級とコンプリートです。
165回を振り返ってみて合格した要因 簿記1級合格に必要なこと
今回、簿記1級を受験してみて感じたことは、つくづく基本問題が重要だなと思いました。
特に165回は、基本的な問題が多かった印象です。
私が今回、合格できたのは自分の得意な問題に当たったことと、基本問題が解けたからかな。
実際に過去問を解いてみても、問題の当たり外れが大きいです。
比較的、素直な問題が出たかと思えば、解けないような難問が出たり・・・。難易度は、回によってばらつきがあります。
簿記1級のように難しい試験は、きっと数回、受験しないと受からない試験なのかなと思いました。
その中で、自分の得意な回に当たったらラッキーなんだと思います。合格には、実力+運みたいな要素も含まれるのかな。
簿記1級合格に必要なことは?
私が合格できた方法を紹介しますね。
- 基本問題が重要
- 捨てる問題を見極める
- 簡単な問題から順番に解く
- 最後まで諦めない
基本問題が大事
簿記1級、合格に1番、重要なのは、「基本問題」です。
何の資格にも言えることだけど、基本に勝るものはなし。
基本という土台を完璧にしていないと、いくら応用問題を解いても、視点を変えて出題された時点で解けないからです。
応用問題が解けるようになるのは、基本がしっかりしているからこそ。
捨てる問題を見極める
そして、2つ目に重要なのは、落とせない問題と捨てる問題の見極めです。
落とせない問題は、みんなが解ける問題のこと。言い換えると基本問題です。
反対に捨てる問題は、みんなが解けない問題のこと。
試験で得点を取るためには、みんなが解ける問題を取ることが重要かなと思います。逆に捨てる問題は、みんなも解けないので解けなくても大丈夫。
傾斜配点の場合、点数がつくのはみんなが解ける問題だからです。
かんたんな問題から解く
そして、試験問題を解くときは、必ずかんたんな問題から解くことです。
本番の試験では、いきなり難しい問題が出ることもあるけど、そういう問題は後回しにして、しばらく考えてわからなければ次の問題に移ります。
かんたんな問題を先に解くことで、焦らないで試験に挑むことができます。
もし難しい問題で立ち止まってしまったら、気持ちが焦るし、時間も無駄に消費することに・・・。
難しい問題は、最後にゆっくり解くことで落ち着いた精神状態で解くことができ、改めて問題を読むと意外とかんたんだったりします。
>関連記事【FP・宅建】本番の試験問題の解き方 解ける問題から解くのが一発合格の秘訣
最後まで諦めない
そして、どんなに精神状態が乱れても「最後まで諦めないこと」です。
本番の試験は、気持ちが焦るしドキドキするし精神状態が乱れます。
特に難しい問題や解けない問題が不意に出てくると、パニックになって焦ってしまい、頭が真っ白になることも・・・。
そんな時でも、気持ちをしっかり切り替えて、冷静に解ける問題から解いていき、決して最後まで諦めないことが試験に合格するために重要な心得です。
実際に、私は宅建のときも簿記1級のときも、解けない問題のところで精神が乱れました。
だけど、絶対に合格したかったから、気持ちを切り替えて最後まで諦めなかったことが合格できた要因の1つかなと思っています。
まとめ
簿記1級は、長年ずっと取りたかった資格なので、合格できて本当にすごくうれしいです。
頑張って1年6ヶ月近く勉強した甲斐があります。
いまだに合格できたことが信じられないくらい。
やっと、簿記1級の苦しい勉強から解放されると思うと、寂しいような嬉しいような・・・。
2024年の私の目標は、去年の年末に紹介した通り、「勉強を続ける!」です。
そこで、次に取る資格の候補を考えてみました。
私が取りたいなと思った資格はこちら。
- 税理士
- 行政書士
- ITパスポート
- 建設業経理士
- マンション管理士
- 賃貸不動産経営管理士
次に取りたいと思った資格は、こんな感じです。
また後日、紹介しますね。