毎月、家計が赤字で悩んでいます。どうすれば黒字になりますか?
家計を黒字にするには、支出を減らすか、収入を増やす2つの方法があります。
かんたんに家計の黒字化を目指せるのが、毎月の支出額を減らすこと。
毎月、赤字の場合は、まずは家計の見直しが必要です。家計の見直しをして、黒字化を目指します。
今回は、毎月赤字で困っている人向けに、家計を黒字にする方法を紹介します。
家計を黒字化する方法
- 収入を増やす
- 支出を減らす
家計を黒字にするには、入ってくるお金(収入)を増やすか、出ていくお金(支出)を少なくする2つの方法があります。
家計が赤字か黒字かは、収入と支出の差です。
つまり、収入<支出なら赤字、
収入>支出なら黒字ということ。
【家計の黒字化】収入を増やすにはどんな方法がある?
収入を増やすには、「今より仕事の時間を増やす」、「今より収入の良い仕事先に転職する」、という2つの方法があります。
転職する
今より条件の良い会社に転職すれば、収入が増えて家計が黒字になります。
ですが今の時代、新しい就職先を見つけるのは大変です。せっかく決まった収入があるのに、転職を考えるのは勇気がいります。
それにいざ転職しようと思っても、なかなか就職できないリスクがあります。
副業する
一番手軽に収入を増やす方法は、副業をすることです。
副業を禁止していない会社の場合は、短時間のバイトなどで稼ぐことが可能です。
ただし副業禁止の会社で副業をするのは、現実的に厳しいでしょう。
デメリットは仕事に時間を奪われるので、自分の自由な時間がなくなることです。
【家計の黒字化】支出を減らすにはどうすればいい?
収入を増やすよりも手軽にできるのが、支出を減らすことです。
たとえば、毎月1万円の支出を減らすことができれば、1万円収入が増えたことになります。
支出1万円減る=収入1万円増える
毎月の支出を減らすのは以下の4つの方法があります。
- 物を安く買う
- クレジットカードで支払いをやめて現金払いにする
- 固定費を見直す
- 日々の無駄遣いをやめる
物を安く買う
物を買うときの値段は重要です。
物を買うときは、安い値段で買うようにしましょう。
安い値段で買うのと、高い値段で買うのでは、1か月にするとかなり金額が変わってきます。
例えば、100円で購入できるものを150円で買うと、1回の買い物で50円の差があります。
これを繰り返すと、10回で500円、30回だと1500円です。
安いかどうかの判断ができるようにするためには、物の値段を把握する必要があります。
例えば、小麦粉なら100円が安いとか、カレー粉なら150円が安いとか、商品ごとに物の値段の底値をチェックします。
メモ帳や、スマホのメモで、底値表を作ります。
(例)底値表
小麦粉 ○○スーパー100円
カレー粉 ××スーパー 150円
>関連記事40代夫婦2人暮らしの食費を抑える方法
クレジットカードで支払いをやめて現金払いにする
クレジットカードは手軽に利用できて便利だけど、カードの管理が上手くできないと家計が赤字の元になります。
なぜならカードで支払いをすると、手元の現金が減らないから。
カードの請求は1ヶ月以上先なので、手元のお金が減らない分、余計にお金が使えます。
カード払いだとポイントが付くから・・・なんて理由で買い物を繰り返していると、結果的にはお金の使いすぎなんてことも。
カードで払うとお金を使った実感がわかず、使いすぎの原因になります。そして、カードの請求があった時にお金がなくて慌てるはめに。
そうならないために、現金払いが基本です。
固定費を見直す
固定費とは、毎月必ず定額のお金がかかる費用のことです。
例えば、家賃、住宅ローン、車のローン、スマホの通信費、生命保険料などがあります。
固定費は金額が大きく収入に占める割合が大きいです。その分、普段の生活費を節約するよりも支出を大きく減らす効果があります。
収入に対して家賃は高くないですか?
収入に対する家賃は、一般的に収入の3割が目安。
3割を超えている場合は、収入に対して家賃が高いです。
スマホの通信料は、格安SIMなど今よりも安い会社に乗り換えるだけで支出が減ります。
>合わせて読みたいイオンモバイル(格安SIM)に乗り換えてスマホの料金を節約!新規契約で1000WAONポイントがもらえる紹介キャンペーン
生命保険料は、不要な特約を外したり、掛け捨ての保険に乗り換えると、保険料を安くすることができます。
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日々の無駄遣いをやめる
日々の無駄使いをチェックするために、1ヶ月分のレシートをとっておきます。
そして、レシートを1枚ずつ確認して無駄な支出がなかったのかどうかを調べます。
たとえば、いつもお菓子を買ってしまうとか、必要でもない物を安いからという理由で買っているとか・・・。
無駄だと思う支出があれば、ノートやメモ帳に品目と金額を全て書き出します。
(例)お菓子 150円
外食 500円
100円ショップ 1000円
合計金額 1,650円
この場合、1か月間の無駄な支出が1,650円です。翌月は、無駄だと思った支出をやめます。
この方法を毎月繰り返していきましょう。
自然と無駄使いがなくなり、結果として支出が減りますよ。
>合わせて読みたいお金が貯まる!無駄遣いをやめる6つの方法
家計管理は、毎月の家計簿から始めよう
家計簿をつけて毎月の収入と支出がいくらなのかを把握する
支出を減らすには、いくらの収入があって、いくらの支出があるのか、家計の状況を知る必要があります。
まずは家計を見える化するために、家計簿をつけます。
家計簿は、スマホアプリでも市販の家計簿ノートでも何でもOK。
お金の流れさえ分かれば大丈夫です。
今の家計の状況を知るために、家計簿をつけてみましょう。
毎月の家計の予算を決める
- 家計の予算を決める
- 費用別に封筒に入れる
- 1週間分の予算を財布に入れる
- 1週間ごとに繰り返す
- 封筒にお金が余ったらやりくり成功
毎月支出の項目ごとに、家計の予算を決めます。
(例)食費3万円・日用品費5000円・医療費1万円など
予算は、大まかに1ヶ月分を決めて、さらに細かく1週間分を決めます。
(例)食費が3万なので、1ヶ月が4週だと1週間の予算は、3万÷4=7,500円です。
予算を決めたら、項目ごとに封筒にお金を入れて、封筒に項目と金額を記入します。
1000円札に全て変えておくと、予算の管理が楽になりますよ。
財布には、1週間の予算分のお金だけを入れます。
1週間予算のお金でやりくりして、1週間後、余った分は封筒に戻し、次の1週間分の予算のお金を財布に入れます。
1ヶ月経って、封筒にお金が残っていればやりくり成功です。
レシートを見て無駄な支出をチェック
無駄な支出を知るために、レシートを1ヶ月分保管しておきましょう。
レシートのない支出は、スマホのメモに費用と金額を控えておきます。
買い物をするたびに、必ずレシートをもらって、1か月間の支出を把握します。
レシートがもらえなかった場合は、メモに品目と金額を控えます。家計簿をつけると、赤字の原因が一目瞭然です。
家計簿をつけて1ヶ月分の支出を全てチェックします。その中で、支出の割合が多い項目を調べましょう。
無駄な支出を毎回チェックすることで、無駄遣いが減って家計が黒字になるメリットがあります。
まとめ
今回は、家計を黒字にする方法を紹介しました。
家計を黒字にするためには、収入を増やすか支出を減らすかの2択。
収入を増やすのはなかなか難しいけど、支出を減らすのは努力次第で何とかできることです。
そして、家計簿をつけて赤字の原因を見つけることができれば、家計を黒字化することも可能。
今までのお金の使い方を見直して、家計の黒字化を目指してみてくださいね。