難易度の高い宅建に独学で合格するためには、過去問の勉強方法が重要です。過去問を制すれば、一発合格も夢ではありません。
過去問を使ってどんな勉強をすればいいの?
過去問は繰り返して解くのが基本ですが、ただ暗記するだけではなく、どの角度から質問されても答えられるように正確に覚える勉強をしましょう。
今回は、宅建の独学の中期から後期の勉強に使う、過去問の効果的な勉強法について紹介します。
【宅建】前期から中期頃までの勉強法
前記から中期頃までは、主にインプットの時期です。
テキストを読んで理解すること→対応する分野別の問題集を繰り返し解く→間違えた問題は、テキストに戻る
上記のことを、覚えるまで何回も繰り返しましょう。
>合わせて読みたい宅建に独学で合格するための初期から中期頃の勉強法
一通りテキストと分野別の問題集を繰り返したら、次はいよいよ過去問に取り掛かります。
宅建士おすすめの過去問
宅建士のおすすめの過去問です。
宅建 中期から後期頃の勉強は、過去問を解く
過去問を繰り返して解く!
中期から後期頃の勉強法は、とにかく過去問を繰り返して解きます。これが基本の勉強法です。
テキストを読んで、分野別の問題集を3周くらい解いたら、年度別の過去問を解き始めます。
宅建の過去問を年度別に繰り返し解く
宅建に独学で合格するためには、過去問が非常に重要です。過去問がほぼ9割理解できるくらいまで勉強すれば合格できる力がつきます。
試験と同じ2時間で全問解けるように、時間を計って年度別に解いていきます。
初期から中期頃に勉強した分野別の問題集は、過去問からの問題です。年度別に過去問を解き始めると、見たことのある問題がたくさんでてきます。
分野別問題集を2~3回くらい解いて理解していた場合、この時点で過去問が40点くらいとれます。
なぜなら一度解いたことがある問題なので、答えを覚えてしまっているからです。
そのため過去問は、ただ暗記するだけではなく、細かい所までじっくり読んで理解するような勉強をします。
最終的には、過去問を満点近い点数が取れて、9割以上内容の理解が出来ている状態を目指します。
具体的な過去問の勉強法を紹介しますね。
宅建 過去問の効率的な勉強法
答えが×のときは、毎回正しい答えを書く
用紙に〇か×を書いて、さらに×のときは、正しい答えを書く
もし正しい答えが分からないなら、まだ理解不足だということ
過去問を1年分解きます。過去問を解く時は、ノートや白い紙に、問題番号と〇か×を書きます。
そして、答えが×のときは、正しい答えも一緒に書き込みます。毎回このような方法で問題を解けば、暗記の力が身に付きます。
答え合わせをして、正解したけどあやふやな問題と、間違えた問題を見直します。
過去問の見直しの方法
- 問題の解説文をよく読む
- 該当の箇所のテキストをよく読む
まずは、間違えた問題と、正解したけど自信がない問題の解説文をよく読みます。
そして、該当の箇所のテキストをよく読みます。自信がない問題は、自信をもって解答できるまで何度もテキストに戻って復習します。
どんどん書き込んでオリジナルのテキストを作る
間違えた問題を見直すときにテキストを見ると、問題によってはテキストに載っていません。
そういう時は、テキストの空いている箇所に新しい情報をどんどん書き込みます。
テキストに書き込むことで、合格するために必要なプラスαの知識が身に付きます。自分だけのオリジナルのテキスト作りを目指しましょう。
過去問の勉強法は、この繰り返しが基本です。
宅建の過去問でよく間違う問題の勉強法
過去問を何回も解いていると、よく間違う所と毎回正解する問題に分かれます。
過去問の勉強で重要なのは、よく間違う所です。
よく間違うという事は、理解できていない証拠です。なので、重点的によく間違う所を覚えます。本当にすぐに忘れてしまうので、とにかく繰り返して覚えます。
私が覚えるためにしたことは2つあります。
- テキストにマーカーでラインを引く
- よく間違える所と、覚えたいことを紙に書く
テキストにマーカーでラインを引く
よく間違う所は、テキストにマーカーでラインを引きます。間違うたびにラインを引いて、どんどん濃くしていきます。
テキストにマーカーを引くと、テキストに戻って見直すたびに目に留まります。
私は目立つようにカラーのマーカーを使っていました。
よく間違える所と、覚えたいことを紙に書く
ノートや用紙には、よく間違う所や、覚えたいことを書きます。こちらも何度も間違う所は、ラインを引きます。補足があれば用紙にどんどん書き込みます。
私はコピー用紙に、間違えた問題と、覚える箇所を箇条書きにしました。
用紙に書くことのメリットは、書いて覚えること、よく間違える所の見直しがしやすいこと、苦手な所が分かることです。
この用紙は、クリアファイルに挟んで、いつでも空いた時間に見直します。
試験本番もこのまとめた用紙を持って行きます。自分の苦手な所が一目で分かるので、効率的に暗記ができます。
まとめ
今回は、宅建に独学で勉強して合格するための、過去問の勉強方法について紹介しました。
宅建に合格するために一番重要なのは、過去問の勉強法です。
ただ過去問を繰り返して解いて覚えるだけなら勉強の意味がありません。
問題文を1文字1文字よく読んで、どの角度から聞かれても答えられるように、正確に内容を理解することが重要です。
過去問を使って上手く勉強ができる人が合格できます。今回の記事がみなさんの独学の勉強に役立つとうれしいです。