宅建は、平均すると合格率が17%くらいです。
最近の試験の傾向は、暗記だけでは対応できない問題が出題されます。
今回は、一発で合格したい人のために、私が人と差をつけるために、勉強していた方法を紹介します。
宅建に一発合格するために人と差をつける勉強法
宅建に一発で合格するには、同じレベルの人と差をつけることです。
日ごろから人と違う勉強をして、差をつけます。
同じ点数の人が多い場合、1点の差が合格を左右します。
たった1点多く取れたか取れなかったかで、合否が決まることもあります。

1点に泣かないためには、どんな勉強をすればいいのか私の勉強法を教えますね。
過去問は、20年分解く
宅建の過去問は、10年分を解くというのが基本の勉強法ですよね。
でも人と少しでも差をつけるために、20年分を解きます。
10年分だと問題数としては少なく、まだまだ出題されたことがない問題が多いです。
すぐに何周もできるので、答えを覚えてしまいます。
本番は、初めて見た問題でも解けなければいけません。初めて見た問題が解けるためには、応用力が必要です。
私は過去問20年分を、何周も繰り返して解きました。
20年分解いてみて思ったことは、一部を除いて全く同じ問題はないという事です。
似たような問題はありましたが、言い方を変えたり違う視点から問題を出していました。おかげで、かなり訓練になりました。
初めて見た問題でも解けるようになる方法
過去問を何度も解くことで、答えを覚えてしまい、問題をよく読まなくてもパッと答えが出るようになってきます。
合格するには、問題の意味をきちんと理解する必要があります。
なので、飛ばし読みをせず1文字ずつ文章をきちんとよく読んで、問題を解くことが大事です。
過去問をよく読んで解いていると、違う視点から答えを考えるようになります。
さらに問題の細かい部分が気になるようになってきます。
問題を細かく読むことで、答えがあやふやになってきます。以前は簡単だと思っていた問題も、難しく感じるようになります。
ここからの勉強がとても重要です。
本番の試験では、過去問と全く同じ問題は出ません。視点を変えて問題が出題されます。
細かい部分まできちんと覚えていないと問題が解けません。初めて見た問題が解けないのはそのためです。
なので、細かい部分まで完璧に覚えます。同じ分野は、まとめて一気に暗記すると楽です。
【日影規制】軒の高さ7m超、3F以上
【建築物の高さ】10m又は12m 【外壁の後退距離】1.5m又は1m 容積率・建ぺい率は必ず定める
上記のように、セットでまとめて覚えます。
セットで覚えると、初めて見た問題が解けるようになりますよ。
過去問の解き方
過去問を解くときは、ノートやコピー用紙を使います。コストは多少かかりますが、おすすめです。
問題文を読んで、〇か×をつけて解答しますよね。その答えの、×の問題が重要です。
×と書くのと同時に、何が違うのか正しい答えを記入します。
問題を解くときは、何が違うか答えられるようにします。
そこで答えられなければ、まだ覚えていない証拠です。テキストに戻ってしっかり理解しましょう。
いちいち何が違うか書くメリットは、問題をちゃんと理解しているかどうかが分かることと、毎回書くことで暗記の効果があります。
私はコピー用紙を使って、毎回過去問を解くときに、正確な答えを書き込んでいました。
民法は、条文を読む
民法の勉強で人と差をつけるには、民法の条文を読むのがおすすめです。

私は普通の六法は大きすぎるので、コンパクトなポケット六法を使いました。
条文は、ネットでも調べることができます。
民法の問題を解いた後に、解説に民法何条と書かれているものがあります。
私が使用していたLECの問題集には、何条かと省略した民法の条文が載っていました。
何条か分かったら、該当の条文を調べて全部読みます。
最近の民法では、判例や条文が出ます。条文は言い回しが難しく、普段から読み慣れていないと問題文が理解できません。
普段から民法を読む癖をつけておくと、本番でもし条文が出ても理解ができます。
オリジナルテキストを作る
過去問を解くと、テキストに載っていない問題があります。
テキストに載っていない時は、テキストに新しい知識をどんどん書き込んでいきます。
またテキストの文面が分かりにくい時は、図を描いたり、自分が分かりやすい言葉で解説を書き込みます。そうやってどんどん補っていきます。
よく似た問題や間違いやすい所は、該当のテキストのページや説明、過去問にいつ出たかを書きこめばすぐに確認できます。
ラインを引いたり、付箋をつけたりして、自分が勉強しやすいように工夫します。
そうすることで、自分だけのオリジナルのテキストが出来上がります。
この自分だけのオリジナルテキスト作りが、一発で合格できるかどうかのポイントです。
まとめ
今回は、宅建に一発で合格するために、1点でも多くとる人と差をつける勉強法を紹介しました。
普段から単なる暗記だけではなく、ちゃんと内容を深く理解をする勉強をすれば一発合格も夢ではありません。
ぜひ今回の記事を参考に、勉強に人と差をつけて1点に泣かないようにしましょう。