投資初心者です。マイルールの作り方を教えてください。
マイルールは、売買のタイミングや銘柄選びなど、自分で細かいルールを決めていきます。
手帳に箇条書きで書くのがおすすめです。
株式投資は、マイルールを作るのが基本。
なぜならマイルールを決めていないと、投資の軸がブレてしまうからです。
そして投資で成功するためには、自分が決めた投資のマイルールを守ることが重要。
株式投資を始めると、どんな銘柄に投資するか、いつ売買するかなど、色々なことを自分で決めなければいけませんよね。
そんな時にマイルールをあらかじめ作っておけば、悩まずにすみます。
今回は、投資家として成功するために作っておきたい!株のマイルールの作り方を紹介します。
投資初心者向け これだけは守りたい!基本的な株のマイルール
投資初心者が株式投資を始めたら、最初に作っておきたいのがマイルール。
マイルールは言わば、投資のガイドブックみたいなもの。
投資をしていると、悩みが次々と出てきます。
含み損になったけど、どうすればいいの?
そんなときにマイルールが役立ちますよ。
投資初心者向けの基本のマイルールです。
参考にしてみてくださいね。
- 株価に一喜一憂しない
- 含み損を気にしない
- 長期投資が基本
- 余裕資金で株を買う
- 分散投資をする
株価に一喜一憂しない
市場が開いている限り、株価は常に動いています。株価は上がるときもあれば、下がるときもあるのが当たり前。
そして株式投資をしていると、決算発表や市況の影響で、株価が大きく動くときがあります。
ある日突然、株価が急騰したり、暴落したり・・・。
そんなときに、いちいち一喜一憂していたら精神的によくありませんよね。
株式投資で大事なのは、メンタルです。
メンタルを鍛えることが、投資で成功する秘訣。
株価が大きく動くときに、いかに冷静さを保てるかが重要です。
安くなったら買い増しのチャンス、高くなったら売却のチャンス
株価が暴落したら買い増しのチャンス、株価が急騰したら売却のチャンスと捉えて、冷静に判断するのが投資で成功するための極意です。
含み損を気にしない
株を買って含み損になるのは、投資家なら誰でも1度は経験するものです。
そして投資初心者に多いのが、含み損をすぐに損切りすること。
損切りをしたお金で他の銘柄を買ったとしても、また含み損になるかもしれませんよね。
含み損になったからと言ってすぐに損切りばかりしていたら、どんどん手元のお金が減っていくことに。
含み損、含み益になるかは、2分の1の確率
含み益→含み損になることもあるし、含み損→含み益になることもあります。
投資で成功する秘訣は、含み損を気にしないことです。
私は過去に、損切りをしたことがあります。
だけど結果論として、過去に損切りした銘柄は、どの銘柄も自分の購入価格より上がってしまいました。
この失敗をもとに、損切りをやめました。
銘柄選びと買うタイミングさえ間違えなければ、長期保有で株価が戻る可能性が高いからです。
それに保有するだけで、配当金や優待がもらえますよね。
気にしないのが1番ですよ。
>関連記事含み損は気にしないのが1番!売らずに長期投資をするのが最強の投資法
長期投資が基本
個人投資家の強みと言えば、長期投資ができることです。
投資をするなら長期投資が基本。
短期投資だと頻繁に売買をしなければならないので、精神的な負担も大きいし、税金や手数料がかかります。
その点、長期投資をすれば、含み損でも気にしなくて済むし、基本的に売買をするのは株を買うときだけ。
税金や手数料などのコストを抑えられるのが、長期投資のいいところです。
なにより、株を売らずに長期保有することで、資産を増やせるメリットも。
もらった配当金を再投資すれば、複利の効果でますますお金は増えていきます。
>関連記事【お金の魔法】複利の力でもらえる配当金がどんどん増える配当金再投資とは
余裕資金で株を買う
株を買うときは、何年も使う予定のないお金を使うのが重要。
もし使う予定のお金を投資に回してしまうと、いざお金が必要になったときに株を売却しなければならないから。
株式投資は、心もお金も余裕がなければ上手くいきません。
投資で成功する秘訣は、前述したとおりメンタルがかなりの割合をしめてます。
余裕資金で投資すれば、お金が必要になっても株を売らなくて済むので、心もお金も余裕を持って投資ができますよね。
分散投資をする
株式投資の格言でこんな言葉があります。
卵は、一つのかごに盛るな
株式投資の格言
卵をひとつのかごに入れてしまうと、もしかごを落としてしまったときに、全部の卵がダメになってしまうという意味
つまり、1つの銘柄に集中投資をすると、何かあったときに全部がダメになってしまうということです。
株式投資をしていると、何があるか分からないのが怖いところ。
何かあったときと言うのは、たとえば、企業の倒産、不祥事など
ある日、突然ニュースになって、株価は大暴落ということもあります。
たまたま運悪く、自分が投資していた銘柄に何かあったら、最悪、全額投資したお金を失うリスクも。
投資をする時は、1つの銘柄に集中投資をせず、数銘柄に分散投資をすればリスクを減らすことができます。
投資で成功するために作っておきたい 株のマイルールの作り方
基本的なマイルールとは別に、自分だけのマイルールを作ればより効果的に。
投資で成功するために重要なのは、細かい部分までルールを決めること。
自分だけのオリジナルのマイルールを作ってみましょう。
作り方と注意事項はこちら。
- 自分だけのマイルールを決める
- マイルールを手帳に書く
- 決めたマイルールを必ず守る
自分だけのマイルールを決める
株式投資のルールは、多岐に渡ります。
- 売買のタイミング
- 銘柄選びの基準
- 投資資金をどうするか
- いくら投資するか
売買のルールはどんな風に作るの?
どうなったら売買するかを先に決める
長期投資家なら売買は買うときだけが基本。
株は、銘柄選びよりも売買のタイミングの方が難しいです。
銘柄は選んだけど、いつ買えばいいの?
そんなときに、どうなったら買うかを先に決めておくのがおすすめです。
買うときのルール
- 〇円以下になったら買う
- 権利落ちのときに買う
- 暴落したときに買う
株を買うときのルールを決める方法は、「買う価格を決める」か、「安いタイミングを狙う」のどちらか。
株を買うなら、なるべく安く買いたいですよね。
株を買うタイミングで1番おすすめなのは、株が暴落したとき。
暴落したときは、企業の本来の価値以上に下がる場合もあるので、かなり安く買えるメリットがあります。
売るときも同じように、どうなったら売るのか先に決めておきましょう。
マイルールを手帳に書く
手帳に、先ほど自分で決めたオリジナルのマイルールを記入します。
記入するときは箇条書きでOK。
自分なりにアレンジして、分かりやすくまとめるのがポイント。
手帳にどんどん追記していく
投資をしていて、途中で付け加えたいことが出てきたら、追記するのがおすすめです。
新しいルールが思い浮かんだら、その都度、手帳にどんどん書きこんでいきます。
失敗したことや成功したことも一緒にメモしておくと、次からの投資に役立ちますよ。
こうやって自分だけのマイルールが完成!
試してみてくださいね。
>合わせて読みたいメモを取る効果(メリット)は何?メモを取ることは投資家の人や資格の勉強をしている人にもおすすめ!
決めたマイルールを必ず守る
そして、マイルールを決めたら必ず守るようにしましょう。
マイルールをせっかく決めたのに、いざというときに実行できなければ意味がありませんよね。
パターン1 ルール通りに売らずに下がってしまった
たとえば、いざ自分の決めた価格になったときに、
まだ上がりそうだからやっぱり売るのをやめようかな。
と、欲が出ることも。
その結果、ついには含み損になってしまい、
あの時売れば良かった・・・。
と後悔します。
パターン2 ルール通りに売ったけど上がってしまった
逆のパターンで、マイルール通り売ったけど、その後もっと上がってしまって、
売らなければもっと儲かっていたのに。
ということも。
どちらのパターンも、株式投資をしているとよくあることです。
投資は欲を出したら負け
- 投資は欲を出したら負け
- 自分が決めたマイルールを守ることの方が重要
株式投資は、欲を出したら負け!
結果的に、自分のルールどおり売却して利益が出たのなら、投資は成功したことになります。
自分が決めたマイルールを守れなければ、その後の投資もうまくいかない可能性も。
きちんとルールを守ることで、投資で成功する確率が高くなります。
まとめ
今回は、投資で成功するために作っておきたい、株のマイルールの作り方を紹介しました。
マイルールを作ることは、投資で成功するためにとても重要です。
なぜならマイルールがあれば、どんな時でも悩まずに対処できるし、投資の軸がしっかりするから。
ぜひ投資家として成功するために、マイルールを作ってみてくださいね。