初めて宅建の受験を考えたときに1番迷うのが、テキストと問題集選びです。いろいろなメーカーがあって、
どのテキストや問題集を選べばいいの?
とか悩みますよね。
私が使用したLECのテキストと問題集は、宅建に1発合格したい人におすすめです。
今回は、私が一番最初に選んだ「みんなが欲しかった宅建士」を使用した感想と、
実際に宅建に一発で合格した際に使用した「LECの出る順宅建士」のおすすめの点を紹介します。
宅建の独学用のテキストと問題集選びの参考になるとうれしいです。
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宅建士のテキスト・問題集の選び方
独学で試験に一発合格するためには、テキストと問題集選びがとても重要です。
なぜなら、選んだテキストと問題集の解説が分かりにくければ、途中で挫折してしまい、勉強にならないからです。
>合わせて読みたい宅建に一発合格したい人のための独学勉強法 テキスト選びから試験直前 合格のコツ【まとめ】
宅建士のテキスト・問題集選びのポイント
- 最新のテキストを買う
- テキストは、1冊に絞る
- 本屋で中身を確認する
- 自分が分かりやすいテキストを選ぶ
- テキストと問題集は同じシリーズがおすすめ
最新のテキストを買う
試験には法改正の内容が必ず出るので、法改正に対応した最新のテキストを選びます。
>合わせて読みたい最新 令和4年度(2022年) 宅建の試験日程と受験料はいくら
テキストは1冊に絞る
勉強に使うテキストは1冊に絞ります。何冊も並行して勉強すると非効率です。
本屋で中身を確認する
テキストを選ぶ際は、実際に本屋やネットなどで中身を確認するのがおすすめです。
TAC とLec のオンラインストアでもテキストの中身が見えます。
自分が分かりやすいテキストを選ぶ
メーカーによって内容に違いがあり、図が多かったり文章が多かったり本によって特徴があります。
その中で自分が分かりやすいと思ったテキストを選ぶのが重要。
テキストによって言い回しが微妙に違います。
初期の段階で自分に合わないと思ったら、すぐに買い替えましょう。
私は初期の段階で合わない思い、すぐに買い替えました。
自分に合った1冊のテキストを隅々までしっかり読み込むことで、宅建の一発合格に近づきます。
テキストと問題集は同じシリーズがおすすめ
問題集を選ぶときは、テキストと同じシリーズがおすすめです。
テキストの対応ページが問題集にも表示されていて、ちゃんとリンクしてあります。
問題集を解いて分からないときは、すぐにテキストに戻って復習できるようになっています。
そのおかげで効率的に勉強をすすめることができますよ。
宅建士独学の勉強におすすめのテキスト
私は一番最初にTACの「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」を使っていましたが、途中でLECのテキストに買い替えました。
買い換えた理由は、詳しい説明が全くないので、宅建を初めて勉強する私には合わなかったからです。
私には合いませんでしたが、短期集中型で暗記が得意な人には合うと思いますよ。
TACみんなが欲しかった!宅建士の教科書を使用した感想
私が1番最初に選んだテキストです。人気があるので選びました。
ですが、何も知らない状態で勉強すると、詳しい解説がなくただ単に要点だけまとまっているので、全く理解ができませんでした。
結局、LECの出る順宅建士に変更しました。
宅建の独学用テキストでは1番人気です。
このテキストの1番の特徴は、すべての分野が1冊にまとまっていることです。そのため分厚いテキストになっています。
勉強しやすいように、3分冊に分けることができます。
テキストは、オールカラーでイラストと図が多いです。
テストに出る大事なところだけが要約されていて、シンプルで文字が少ないです。
文章を読むのが苦手な人には、とてもわかりやすいテキストだと思いました。
赤シート付なので暗記しやすいです。
難点は、文字が少ない分、詳しい説明がないので、深く言葉の意味を理解しようとすると、このテキストだけでは厳しいかなと思いました。
LEC 出る順宅建士合格テキストを使用した感想
私が独学で一発合格した際に使ったテキストです。分野別に1冊ずつ別売りになっています。
合計で3冊(①権利関係②宅建業法③法令上の制限、税、その他)あります。
初めて勉強した私でも、分かりやすいテキストでした。
絵やイラストよりも、文字が多いので読んで理解するタイプのテキストです。読書が好きな人におすすめ。
ただ、文字を読むのが苦手な人には、向いてないテキストだと思います。
試験によく出る大事な部分が、出る順番にしっかりまとめてあり、言葉の定義や意味なども詳しく説明があります。
そのおかげで深い理解ができました。
また試験に重要な判例や条文も、しっかり載っています。難易度が高い応用問題にも対応できるテキストです。
宅建の試験は、落とす試験です。1点の差が一発合格のカギになります。
>合わせて読みたい【宅建】一発合格するにはどうすればいい?人と差をつける勉強法
その1点の違いは何かというと、単なる暗記だけの勉強をしていないかということ。つまり宅建に一発合格したいなら深い理解が必要ということです。
このテキストは、暗記より理解型です。
宅建士独学の勉強におすすめの問題集
テキストと問題集だけは、同じシリーズを基本に選びましょう。
あとはお好みで、色々なメーカーの、一問一答や過去問、模試を揃えるのがおすすめです。
TACみんなが欲しかった!宅建士の問題集
私が一番最初に宅建の勉強をする際に使った問題集です。テキストを変更した際に使うのをやめました。
使った感想は、分野別に問題が分かれていて、分かりやすかったです。
宅建士の教科書とリンクしているので、セットで使うのがおすすめです。問題ごとにAからCまでの難易度が分かります。
問題集は、テキストと同じく1冊です。分野別に3分冊できるようになっています。
厳選された過去問が約300問収録されています。
問題の解説も分かりやすく、初心者におすすめです。読者限定のダウンロードサービスあり。
みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集
過去問はこの問題集を使いました。過去問は必須なので、1冊あると役立ちます。
過去問を年度別に解きたい人におすすめです。最新年度を含めて、13回分解けます。
こちらの問題集の大きな特徴は、問題のやさしい順番に掲載されていることです。
毎年宅建の合格基準点は異なります。難易度の高いときから、低いときまで様々です。
かんたんな問題から、段階的に難しい問題へと、順番に解くことができるので、応用力が身に付きます。
LEC出る順宅建士ウォーク問過去問題集
- 問題数が多い
- 過去の受験者の正答率が分かる
- ページをめくるとすぐ答えが分かる
テキストを変更した際に、こちらのウォーク問に買い換えました。
分野別に問題集が分かれていて、苦手なところを集中的に勉強ができました。
問題数が多い
問題数は、3冊合わせて550問収録されています。他のメーカーよりも問題数が多いです。
同じ項目の問題がまとまっているので、テキストの内容の理解が進みました。
問題は重要度に合わせて、特Aランク・Aランク・Bランク・Cランクとランク付けされています。
過去の受験者の正解率が分かる
この問題集の大きな特徴は、過去の受験者の正解率が表示されていること。
今の自分の実力を測る目安にもなります。
ページをめくるとすぐ答えが分かる
大きさはコンパクトで、持ち運びに便利です。
問題の裏側がすぐ答えになっているので、めくるだけで答えが分かり勉強の効率が良いです。
問題と対応のテキストがしっかりリンクしているので、復習に便利。
繰り返して問題を解きやすい構成で、解説も詳しく分かりやすいです。
出る順宅建士ウォーク問を繰り返して解けば、宅建の本試験レベルの実力が身に付きます。
宅建士で合格するには、一問一答が欠かせません。
すきま時間を見つけて何度も解きましょう。
まとめ
今回は、宅建士を独学で勉強する人向けに、
私が実際に使った「TACのみんなが欲しかった!宅建士シリーズ」と「LECの出る順宅建士シリーズ」の商品レビューを紹介しました。
宅建士に独学で1発で合格するには、テキストと問題集選びが重要です。
もし勉強を始めて自分に合わないと感じたら、早めの変更がおすすめです。
自分に合ったテキストと問題集を使えば、しっかり理解することができて、宅建の合格に近づきます。
今回の記事を参考にテキストと問題集を選んでみてください。