宅建の合格率は平均して17%くらいです。独学で勉強して合格するには、自分に合ったテキスト選びと効率的な勉強が重要です。
宅建に1発合格した主婦が、独学の勉強に使用したおすすめのテキストと問題集を紹介
宅建の資格の独学の勉強の計画を立てたら、いよいよ計画通りに宅建の勉強を開始します。
今回は、宅建に合格するための、初期から中期頃の独学の勉強法を紹介します。宅建に独学で勉強して、一発合格した私の勉強法です。参考にしてみてください。
令和3年度10月宅建の本試験当日の事と主婦が独学で勉強して一発合格しました
宅建独学の初期の勉強法
宅建の勉強を始めたばかりの初期の頃は、問題が分からないので勉強がいやになる時期でもあります。でもこの初期の分からない期間を乗り越えればレベルアップして、勉強が楽になります。
分からなくてもどんどん先にすすみましょう。そうすれば、嘘みたいに分かるようになる時がきます。
テキストを一通り読む
まずは、宅建についてどんなことを勉強するのか、テキストを一通り読んで理解します。この時は、まだ問題は解きません。テキストの例題を解く程度にします。あくまで、宅建の勉強の内容を理解する(インプット)ための段階です。
初めて勉強するときは、初めて聞く用語がたくさん出てきます。テキストによっては、詳しい説明があるものもあります。分からなくてもとにかくテキストを最後まで読み進めていきます。
テキストを読んで分野別の問題集を解く(1周目)
テキストを一通り読んで、どんなことを勉強するのか理解したら、次の段階に進みます。
ここからは、インプットとアウトプットを繰り返していきます。
まず細かく分野を分けて、テキストを1分野読んだら、それに対応する分野別の問題を解きます。問題が分からなければ、解説をよく読んで理解した後、すぐにテキストに戻って確認します。
この段階では、ほとんどの問題が解けなくて当然です。どんどん上記のことを繰り返して進めていきます。とにかく前に進むことが大切です。
私も宅建の勉強を初めてした時は、分からない問題ばかりで、全然解けませんでした。
資格の勉強で一番、時間がかかる時です。全く分からないので、勉強がイヤになる時でもあります。でもここであきらめなければ、必ず分かる時がきます。信じて勉強をつづけましょう。
分野別の問題集を解く(2周目)
1周目が終わったら、次は2周目です。ここからは、テキストを読まずにいきなり問題を解いていきます。
そして問題を解き終わったら、答え合わせをして、間違った問題は解説をきちんと読んで理解します。そして該当箇所のテキストに戻って詳しい内容を確認して覚えなおします。
3分野とも問題集を解く→解説を読む→テキストに戻るを繰り返していきます。
分野別の問題集を解く(3周目)
2周目が終わると、今度は3周目です。ここまでくると、だいぶ内容の理解が進んできます。問題を解くスピードも速くなり、理解するスピードも変わってきます。
3周目も2周目と同じようにアウトプットを繰り返していきます。この時点でまだ不安なら、分野別の問題集をあと1~2周くらい解きます。
年度別の過去問を解き始める
分野別の問題集を解く回数は、多ければ多いほど内容を覚えるのでおすすめです。分野別の問題集は、過去問からの出題です。なので、この時点で過去問が解けるようになっています。
3周目が終わったら、過去問を解き始めます。(分野別の問題集は、何周でもOKです。自分の勉強のペースに応じて決めます。)
過去問は、全部の分野が1度で解けるので、勉強の効率がアップします。
過去問を解くと、見たことがある問題がたくさんあって、初めて解いた問題でも意外と解けるようになっています。
今の段階では、まだ解くのに時間がかかると思うので、時間は気にせずゆっくり解きましょう。焦らなくても今後どんどん解く時間が早くなってくるので大丈夫です。
過去問を一通り解いて、間違った問題の解説を読んで、テキストに戻って確認すると、結構時間がかかります。私は、この時点で見直しも含めて3時間くらい勉強時間がかかりました。
まとめ
今回は、宅建の独学の初期から中期頃までの勉強法を紹介しました。初期の頃は、問題が解けなくても当然です。なぜなら初めて勉強する内容ばかりだからです。
独学の勉強法では、この分からない初期の段階を乗り越えることが重要です。ここであきらめたらもったいないです。勉強を続けていると、必ず分かる時がくるのであきらめずに頑張りましょう。今回の記事が、宅建を独学で勉強するみなさんの役に立つとうれしいです。