主婦の大半の人が悩んでいるのは、毎日献立を考えることですよね。毎日3食、食事を作るとなると大変です。私も以前は、毎日献立を考えるのが面倒で悩んでいました。
でも、献立を一汁二菜にしてシンプルにしただけで、毎日の食事作りが楽になりました。
今回は、料理が苦手な主婦や、いつも献立に悩んでいる主婦向けに、毎日の献立と料理が楽になる方法について紹介します。
毎日の献立をかんたんにする方法
40代夫婦2人暮らし、主婦のわたしが普段実践している、かんたんでシンプルな献立の立て方を紹介します。
完璧にこなそうと頑張ってしまうと、毎日献立を考えたり、料理を作るのが苦痛になってしまいます。
食事の献立を一汁二菜にして、かんたんシンプルにすると楽になります。そして、結果的に食費を節約できます。ぜひ試してみてください。
一汁二菜にする
毎日の献立と料理を作るのが大変な理由の一つが、たくさんの品数を作ることです。
以前のわたしは、一生懸命毎日栄養バランスを考えて品数をたくさん作っていました。
1品作るだけでも大変で時間がかかるのに、品数が多いのでさらにたくさんの時間がかかっていました。
品数が多いと買い物もたくさんしなければいけないので、時間や労力、お金がたくさんかかります。
献立を一汁二菜にしただけで、とても楽になりました。
わたしの場合は、おかず1品と汁物を作って、もう1品は納豆や漬物など基本的に作らなくていいおかずです。
おかずは一品だけ考えればいいので、献立に困ることがありません。
一品作るおかずも野菜を加えることによって、栄養バランスがよくなります。
または、みそ汁やスープなどの汁ものに、たっぷりの野菜やきのこなどを入れれば栄養がとれます。汁物は、基本何を入れても合うので、いろんな材料を入れることができます。
味噌汁に入れる具材は、あらかじめ切って冷凍しておくと、すぐに使うことができて時短になります。
一汁二菜とは
主食のご飯に汁物とおかず2品を加えた献立のことです。昔ながらの理想的な献立は、「一汁三菜」(汁物+おかず3品)が良いとされています。食材の数が多いので栄養バランスが良くなります。
作らなくてすむ食材をおかずにする
常備する食材
- キムチ・漬物
- 梅干し
- 海苔
- 納豆
- 豆腐
- 茶碗蒸し
- 練り物
- 卵
- 缶詰
- レトルトの惣菜
- レタス、キャベツ、トマトなどの野菜
一品作るおかずに、上記の食材を献立に加えます。
豆腐を常備しておくと、冷ややっこ、湯豆腐が作れます。レタスなどの野菜があれば、すぐにサラダが作れます。
レトルトの惣菜は、パックに入った煮豆や煮物などがあります。レトルトの惣菜を使えば、開封してお皿に盛り付けるだけなのでかんたんです。
かんたんに作れる1品おかず
かんたんに作れる1品おかずを紹介します。すぐに作れるのでおすすめです。毎日の献立は、1品おかず+常備おかず+汁物を加えると完成です。
マーボー豆腐
豆腐とひき肉と市販のソースがあれば、すぐに作れます。たっぷりのネギをいれても美味しいです。ご飯にのせて丼にもなります。
肉じゃが
お肉、人参、玉ねぎ、ジャガイモ、糸こんにゃくを煮込むだけでかんたんに作れます。じゃがいもが入っているので、かなりボリュームのあるおかずができます。
お肉はひき肉を入れたり、牛肉を豚肉に変えるなどアレンジもできます。
野菜炒め
お肉と野菜を炒めるだけなので、とても簡単メニューです。市販のたれを使えばあっという間に一品ができます。
野菜をたっぷりにすれば節約になるし、栄養バランスがよくなります。
何でも丼物
基本なんでもご飯に乗せて丼にしてしまいます。お肉と野菜を焼いたものなど、とにかく何でもご飯にのせます。
おかずの一品にするより量が少なくて済むので、節約にもなります。
面倒ならスーパーで買ったフライや天ぷらをのせて、ソースをかければすぐに料理が完成します。ごはんの上に野菜をのせると、見栄えが良くなります。
鶏むね肉の料理
鶏むね肉を使えば、献立のレパートリーが増えます。なぜかというと、鶏むね肉は味がたんぱくなので何にでも合うからです。
ステーキ・ソテー
鶏肉、牛肉、豚肉すべてのお肉で作れます。焼いてソースをかけるだけであっという間に完成します。ソースとお肉を変えるだけで、献立のレパートリーは増えます。
お魚も焼くだけでおかずが作れますが、お肉に比べると値段が高く量が少ないので、どうしても煮物などの副菜が必要になってしまいます。
鍋もの
冬は、野菜たっぷりの鍋にするとかんたんです。鍋の元があれば、切った野菜とお肉などの材料を入れて煮込むだけで完成します。
鍋の種類は豊富なので、飽きません。キムチ鍋、おでん、トマト鍋、すきやき、水炊き、ちゃんこ鍋など、鍋だけでもこれだけの献立があります。
カレー・シチュー・ハヤシライス
量を多めに作っておくと、作り置きができて助かります。毎日火にかけて、冷蔵庫で保管すると、3日くらい毎日食べることができます。
献立に困ったときのお助けメニューの定番です。
冷凍食品
冷凍食品は、レパートリーが豊富です。長期保存ができるので、常備しておくとかんたんにおかずが作れます。
わたしのおすすめは、コロッケなどの揚げ物や、餃子です。安くてボリュームがあって味も美味しいです。
冷凍食品の便利なところは、面倒な下ごしらえが不要なところです。揚げるだけ、焼くだけ、レンジでチンするだけであっという間に一品が作れます。
まとめ
今回は、毎日の献立と料理が楽になる方法について紹介しました。いつもの考え方を少し変えるだけで、かんたんになります。
料理が苦手な人や、毎日の献立に悩んでいる人の参考になるとうれしいです。本当に楽になるのでぜひ試してみてください。